ご挨拶
Message
青木農園は、この地域で400年以上に渡り農業を営んでいます。私たちは、“この地域の自然環境“と”野菜が本来持つ特徴“を最大限に活かし、この地域でしか作れない、高品質で安全な野菜を提供しています。
そのために、私たちは、露地で野菜を栽培しています。露地栽培は、野菜が自然環境の影響を受けながら育つことになり、まさにこの地域を味わえる野菜を生産することが可能になります。一方で、生産できる野菜が限定されたり、その年の気候等によって生産にばらついたり、生産について柔軟性や安定性が低くなってしまいます。
私たちは、有機農法に特化した農園も長年経営しており、有機農法に基づいたノウハウを活用し、野菜本来の力を最大限に発揮させるための管理を徹底することで、露地栽培で安全で高品質な野菜を長年に渡り提供してきました。また、青木農園がこの地で長年に渡り農業を営んでこれたのは、安全でおいしい野菜を作りお客様の信頼を獲得してきたことに加えて、環境負荷の少ないサステナブルな農業を実践してきたからです。この地域で今後も農業を継続できるよう努めていきます。
私たちは、今後もこの地域の特徴を活かした農業を実践し、野菜でこの地域の魅力を発信し、皆様の健康に貢献していきます。
園主 青木 重徳
Profile
高校卒業以来、約50年間に渡り農業を営んできました。当初は、有機農法によるお茶のみの栽培でしたが、経営の安定化と労働の平準化のために、有機農法の経験を活かせる露地栽培を約30年前に開始しました。
お茶については、高品質なお茶を提供するために、手間はかかるが茶葉の生育に適した山間地で栽培し、先代が製茶に関する無形文化財に指定されるなど、高い製茶技術で山間地の茶葉の特徴を最大限に活かした製造を行っています。そして、安全なお茶を提供するために、少なくとも50年以上前から化学肥料や農薬を使わない有機農法を行っています。有機認証も取得していますが、当園の茶園に様々な生物が巣をつくることがなによりの安全の証だと思っています。
レタスについては、JA大井川レタス部会品評会にて平成28年1等を受賞、その他受賞歴が多数あります。さらに、これらの実績が認められ平成20年4月から平成26年3月までの6年間、静岡県大井川地区の生産部会のレタスのインストラクターに任命され、本地域におけるレタス栽培の生産性及び品質向上のため、生産者の指導をしてきました。令和3年には、地域受入指導農家に認定されました。